明らかにオリジナリティーのあるものを真似た場合は、
色が違っても多少配置が違っても、それは違反になります。
ただ、糸を通すとか、9ピンでつなぐとか、誰もが思いつくような、
そういった、ごく基本的な技法は真似にはならないでしょう。
どこまでが模倣かということは、とても難しい問題ですが、
デザインに携わるものとしては、
みなさんにモラルとマナーを持って欲しいと切に願います。
自分の作品をよそのものとして見たりしたら、
とっても悲しい事ですし、やりきれないです。
それは、みなさんもそうなのではないでしょうか?
ご自分の作品のオリジナリティを大切に思われる方の、
HPないし本には、きちんと著作権の旨が書かれているかと思います。
(「copyright 何々」というのがそれです)
本を出されている方は、
個人で楽しむ場合のみ、真似てもOKということだと思われます。
おそらく、販売目的の場合は、これにあらずでしょう。
その方にもよると思いますが、まためったにはないと思いますが、
もしかしたら本に真似て販売してもOKと書かれているかもしれません。
(明記してあればもちろんOKです)
あるいはこの本を参考にしました、と明記すれば、
可能な場合もあるかもしれません。
その旨、本に書いていなければ、
どうしてもそれを販売したい場合は、
出版者への問い合わせも必要になることでしょう。
そんな面倒をしなくていいように、お店を出されるみなさんには、
自分のオリジナル な作品を扱って欲しいと思います。
たとえ、どんなに細々とした、いわゆる「ささやかなweb shop」であったとしても、
ものを販売するということは、お店であり、
その商品には権利と義務があるのです。
けれど、勝手に使ってしまう心無い方はいるかもしれません。
そうはなりたくないし、そうあってはならないと思いますが。
これらの問題提起をきっかけに、
みなさんがより深く考えてくださっったら、 うれしく思います。
日本の著作権への意識は、まだまだ、とても低いのだそうです。